sexta-feira, 30 de março de 2012

<はじめの一歩>



今日のブログでは、私の旅について、いちばん最初からお話したいと思う。

まず私は旅の計画を、友達であり、会社の経営者でもあるトニー・プラードとアダウベルト・アオキに話した。私が、日本列島を旅したい、という計画を。


私は、ふたりから、とてもビッグな贈り物を受け取った。それは、私の出発に欠けていたもの・・・旅をするための車、!!  受け取ったのは出発しなければならない1日前のことだった。なぜなら私は、今年で63回目を数える札幌の雪祭りを見たかったから! 



2月4日、東京を出発。それから、ナカさんの家がある群馬に寄り道。ナカさんは私の新しい友達で、手助けをしてくれる。彼は車に必要なものをいろいろ揃えてくれて、旅のルートや道路の情報などを教えてくれた。



 























   

 


 
 

らいよいよ、最初の目的地、青森県の八戸へ。運転したり、たくさん積もった雪の下で寝るために止まったり、18時間の旅。

私はこの旅に、最初から“条件”を課していた。出費を最小限に、という条件を。その中には、お金のかからない寝ぐらを手に入れるか、必要とあらば車の中で寝ることも、含まれている。







 そして、八戸では“カウチサーフィン”を使って、私はとても素敵な寝ぐらを見つけた。

<寝ぐらと友だち>

カウチサーフィンとは、世界中の旅行者たちによる(インターネットで繋がった)コミューンだ。世界中にいるこの共同体の一員たちは、泊まりたい人、もしくは、泊めてあげられる人として、書きこむことができる。

お金とは、一切、関わらない。誰かを泊めても、誰もお金を受け取らないし、誰かの家に泊まっても、誰もお金を払わない。これは、ひとつの友だちを作る方法であり、社会のネットワークだ。その場所で、人と人とがリアルに出会うのだ。

八戸で私を泊めてくれたのはジョー・ブラックフォード。イギリス人の彼は、八戸で10代の青少年たちに英語を教えている。彼の家は質素だけど、暖かなアパート(マンション)だった。





私は翌日すぐに北海道の道庁所在地である札幌へ出発したので、ジョーさんとは、あまり共に時間を過ごすことができなかった。でも、八戸に住んでもうすぐ2年になるという彼は、とても自由な考え方の人で、私を、まったく好きなようにさせてくれた。

彼の家に朝、私が着いたとき、彼は留守だったけど、私が入れるように鍵を置いておいてくれた。これはカウチサーフィンの、とてもイケてるところだ。コミュニティの中ではお互いが強い信頼で結ばれていて、多くの人が、彼と同じようにしている。

雪が降ったので、私は札幌まで車で行くことをあきらめた。そしてジョーの家に車を置いていくことができたのは、実に、経済的な面で幸運だった。日本の駐車場の料金はとても高いから。

北海道への道> 


6日、シルバー・フェリーの船に乗って、日本列島の4つの島のうち、一番北にある島へと出発した。7時間の旅を終えて、私は苫小牧に到着。さらにそこから2時間かけて、バスで札幌へと向った。そこで私を出迎えてくれたのは、アキと、彼女のお母さんのマチコさん。アキと知り合ったのも、カウチサーフィンを通じてのことだ。

私のほかに、もう3人のカウチサーファーがいた。チボーとデリアという2人のフランス人と、カナダのケベックから来たジャン=フランソワだ。北海道は、日本列島の4つの島の中で、(本州を除くと)もっとも大きい。日本のいちばん北、ロシア側にある。その中でも一番大きな街が札幌で、主都でもある。

みなさんが想像するとおり、寒い! だから彼らは、毎年、雪祭りを行うのだし、そしてこの祭が、ここまで、私と、私のカウチサーファーの仲間たちを連れてきたのだ。

ということで、次回の話題では彼らについて話したいと思う。乞う、ご期待!